紀州屋良五郎の大衆演劇・上方芸能 通信

大衆演劇については全国の劇場や公演場所に出かけ、その地での公演の所感・演出効果・劇団の印象を綴ります。さらに大道芸や上方落語、講談、音頭、漫才、見世物、大道芸、放浪芸、映画評についても思いつくままに書き留めてまいります。 末永くのおつきあいをよろしくお願いいたします。

■ 笑いのタニマチ 第140回 天満天神繁昌亭

〇まいどおおきに〜寄席のメモでおます

 
谷町九丁目薬業会館から始まった歴史ある落語会

天満天神繁昌亭

大阪市北区天神橋2-1-34

 

 

 

三味線  佐々木千華

前座

笑福亭智丸「謝り方指南」

・謝りかた道場のはなし

・謝りかたには愛嬌が必要

 

旭堂南龍  「具志堅用高物語」

・つかみは最高

・復活しつつある講談界、でもまだ落語に比べると髙年齢

・リングに舞い降りたカンムリワシと言われた具志堅用高の生い立ちをたっぷり聞かせてくれる

・講談はためになるなぁ

・繁昌亭だからと言うのではないが、笑いの要素をふんだんに詰め込んだ南龍さんのファンはますます増えつつある。

とくに、女性に。

 

 

笑福亭仁智「ハードラック」

・今年は子の年。なにかことを始めるのにはいい年といわれる

・何度聞いても楽しめるのは仁智落語は常にバージョンアップしているからだ。

 

 

春野恵子「両国夫婦花火」

浪曲が初めてという方がたくさんおられ、入門、手ほどきからはじまる

・かけ声のかけ方、タイミング

・「待ってました!」「たっぷり!」「大統領!」

・この日のステージは珍しく、曲師も浪曲師も座布団に座って演じる。

 

 

仲入り

 

 

トーク「落語vs浪曲・講談」

 

・入門のきっかけやこれからの浪曲、講談について

春野恵子さんが2/1  BSドラマ、犬神家の人々に出演すると告知あり

 

 

笑福亭仁智浅田係長の四日間」

・SE(効果音)とアクションの入った新境地の落語

 

 

開演:午後630分(開場6時)全席指定

前売 2,500円 当日3,000円 

 

 

落語も講談も浪曲も時代をつかみ変化する・紀州屋良五郎