〇まいどおおきに〜観劇参考メモでおます
つい少し前まで大阪の劇場はほぼ料金が横並びだったがしだいに差は開き、いまや1500円以下でカンゲキ出来るのは以下の劇場となっている。(2020年2月現在)
①梅南座 1300円 (前売り券1000円)
②オーエス劇場 1400円 70才以上 1100円
(前売り券1100円)
③鈴成り座 1500円 65才以上 1200円
(前売り券1200円)
④浪速クラブ 1500円 (前売り券1300円)
⑤木川劇場 1500円 (前売り券1300円)
ちなみに2000円以上は
①八尾グランドホテル 劇場 2400円(入浴料込み)
②梅田呉服座 2300円
③池田娯楽座 2000円
④京橋羅い舞座 1900円+100円座布団代必須
⑤高槻千鳥劇場 2000円
大衆演劇を取上げるときテレビはびっくりするような「お花」や贈物を取上げて、ある種の特別な世界があるかのような番組ばかりをつくるがそれはほんの一部だ。
実際、下町の劇場を支えているのは大衆演劇を生活の楽しみにと毎日足を運ぶ人たちだ。
高齢の方も多い。孫や子供たちを見るように役者さんに会いに毎日通う年金世代の方々だ。
月に3〜4回なんかじゃない。劇場の休みの日と体調が悪い時を除き小屋に通われる。
『通劇生活』 それが日常なのだ。だから500円違うと痛いのだ。
だってテレビは話しかけてはくれないじゃないか。
生活空間のど真ん中にある劇場。そしてここで頑張る劇団がある。
かたちも値段もみんな違ってみんないい。
大衆演劇は広い裾野が取り得の芸能だもの。
それにしても安い値段で頑張っておられる大阪の劇場さんには頭が下がる。
どうか、いつまでもいつまでも、どこも潰れないで欲しい。さらなる大入りを神に祈る。
下町の芝居小屋応援団 紀州屋良五郎