紀州屋良五郎の大衆演劇・上方芸能 通信 はてな版

大衆演劇については全国の劇場や公演場所に出かけ、その地での公演の所感・演出効果・劇団の印象を綴ります。さらに大道芸や上方落語、講談、音頭、漫才、見世物、大道芸、放浪芸、映画評についても思いつくままに書き留めてまいります。 末永くのおつきあいをよろしくお願いいたします。

▩ 映画『かば』を見た

◯ まいどおおきに映画メモでおます~だれが『かば』やねん

 

◉ 連日、ソーシャル配席で満席。十三・第七芸術劇場は席をNet予約するのが無難です。

凄い反響で連日ほぼ満席状態。

 

 

予告編

 


 

 

かば

2021年 / 日本 / 135分 / 「かば」製作委員会 配給

監督川本貴弘

出演山中アラタ、折目真穂、近藤里奈、木村知貴

公式サイトhttps://kaba-cinema.com/

前売券1,500円 バッヂ付き【公開初日前日まで販売】

 

1985年、夏。俺たちもセン公もアツかった。
1985年、バブル景気を迎えようとする日本に、世の中の矛盾が集まったかのような地域があった。 大阪西成区。出自、偏見、校内暴力、すさんだ家庭……過酷な環境のなかでよりよい明日を夢見て、悩み、苦しみ、しかしたくましく自分たちの生き方を模索するたくさんの子どもたちがそこにはいた。 彼らと向き合い、正面からぶつかった実在の教師、蒲益男(かば・ますお)の生き方を描いた感動の物語。 プロデューサー・監督・脚本の三役を務めるのはロックバンド・騒音寺のPVを手がけるなど 映像ディレクターとして活躍後、『秋桜残香』(2005)『傘の下』(2012)を監督した川本貴弘。 2010年に58歳で亡くなった蒲先生のことを知るや2014年から2年半にわたり取材。 教師と生徒が何度もぶつかっては理解し合った姿を知るにつれ、現代を生きる人たちへの道しるべに なるものが作れると確信。2017年にパイロット版をつくり映画製作への理解を訴え続けた結果、 2万人を超える人々から完成を望む声が寄せられた。 企画から7年、ついに映画は完成、ここに劇場公開が実現した。 教師と生徒である前に人と人として向き合い、互いに尊敬と信頼と理解を持つことの大切さ。 ソーシャルディスタンスが叫ばれる未曽有の混乱の今、真の人間同士のつながりとは何か、 これからの時代を生きるヒントがこの映画にはある。 実在した蒲先生を演じるのは、自身も大阪出身である山中アラタ。 ヒロインの新米教員・加藤先生を映画初主演となる折目真穂。もうひとりのヒロイン・由貴に NMB48を卒業後、女優として再始動する近藤里奈が映画初出演。 同僚教師役には木村知貴、牛丸亮、高見こころ、石川雄也ら実力派が脇を固める。 さらには関西の演劇界から皷美佳、浅雛拓、山本香織らが加わり、映画にリアリティを与えている。

 

 

 

◯ 私が見たまま・感じたまま ◯

 

妻が西成区で、この中学の近くの学校の出身で、義母はウチナー(沖縄県人)だった。

あまりにも身近に感じる映画だ。恋した女子は部落の子だった。

 

でも、私には差別感はない。というより差別されて生きてきた実感の方がある。

母子家庭であり芸者の母がなじめなかった。

父らしき人は何人も変わる少年時代は余りにも早熟にそだった。

 

5年生から一人で成人映画を見に行っていた。

とあることで中学時代にいじめに遭った。

その時に力になってくれたのは在日の同じ学年の生徒だった。

 

校舎の三階からオルガンが落ちてくる。学校は荒れていた。

まるでこの映画を地でいく中学生時代だった。トイレで子を産む女子がいたり。

 

売春に走る子もいた。ボスは教師とタバコのやりとりをしていた。

体育の教師はまるでヤクザで殴る、蹴るは日常だった。

しかし、この映画の主人公「かば」先生のような教師が沢山いた。

 

親身になって泣いてくれる教師もいた。手応えのある少年、青年時代を送れた大阪の町が大好きだ。いまがあるのは本音丸出しで生きてこれた日常があったからだと映画を見て改めて感謝したい。

 

映画を見て、懐かしい15才の少年時代に巡り会えた思いがした。