☆ 見てもろておおきに〜まいどおなじみの観劇メモでおます
☆ 姉妹まつり 大入りは特盛り
★ 瓢簞山劇場は初乗り
☆ 公演演目など 下記 画像
【花柳願竜劇団スケジュール】
・09月 まんてん星の湯三国館
・10月 あじさい劇場
【瓢簞山劇場スケジュール】
・09月 劇団戸田
☆メンバー
座長 花柳願竜
若座長 花柳竜乃
花形 二代目 香賀峰子
花柳さつき
若頭 あつし
蓮志
ほか
▩
☆ 顔見せミニショー
ゴッドファーザーのテーマから華麗な宝塚絵巻
姉妹まつりにふさわしいプログラムだ。
※
★若座長作演出作品「続・純愛」
実はこの作品は四部作になっている 今回の公演部分は三作目にあたる。最終は女座長千代の晩年が描かれる。
今回だけしか見ていないことが悔やまれる。
他日、ぜひ全作を通して見たいものだ。
<配役>
花柳竜乃‥座長 千代
香賀峰子‥座長の娘 付き人かおる
座長‥太夫元
花柳さつき‥座長の元弟子 峰子
あつし‥座長の元夫 おこも姿の晋作
蓮志‥座長の弟子 晋太郎
ほか
〇 愛する人の為に捕まった晋作、逃げた千代のその後はいかに‥!
劇団を再興するも時代の流れに推され荒波にもまれる。
そんなとき、別れた恋しい夫と思わぬ形で再会、自分の元に付き人として志願してきた娘には深い縁があった。
・ふつう、純愛と聞けば「男女の愛」を連想するが、この芝居では親(母)子の愛に芝居の力点がおかれている。好きな男との再会シーンには万感の想いが篭もっているかに見えるたが愛する人の子を手塩にかけ育てられなかったことの慚愧の念で霞んでしまった感じがした。また、付き人かおるにとってはこの場で、初めて会う父でもあるのに父への思いはどうなのかの心裡描写がいまひとつ伝わらず残念な感じがした。
・「どろん」‥大衆演劇固有の表現、劇団員の無断足抜けの謂い
空のドローンとは違いまっせ
・大正の終わりから昭和のはじめに映画の全盛期があった。
正しくは無声映画で白黒、カツベンと呼ばれた弁士が活躍し、のちの漫談のもととなった。
・大衆演劇→浪曲・講談 (戦意発揚)→戦後に無声映画ブーム〜大衆演劇の衰退〜テレビ全盛期〜芝居小屋が衰退から実演の流れがストリップに移り、芝居小屋が映画館とストリップ小屋に転業〜大衆演劇の衰退〜梅沢富美男の紅白出場、レコード大賞からメディアが再び注目
類似する大衆演劇をテーマにした演劇作品
・たつみ演劇BOX 『小龍の生まれた日~雪やこんこん~』
https://ameblo.jp/nemu-mi/entry-12533282774.html
・劇団新 『これが僕の歩く道』
・映画『邯鄲の夢 三重芝居と四人の役者』 沢竜二座長ほか
芝居を見せる工夫に力点を置く花柳劇団は素晴らしい。
*毎回、演出にひねりを加えて、見応えある芝居を魅せる花柳劇団に拍手を送ろう。補足・ざいるさんのたこ焼きもうまかった。いいキャラされている。ぜひ舞台にも出てほしい。
☆舞台口上 花柳竜乃若座長
*26日、27日のイベント紹介
*多彩なプログラムでお待ちしています。
*以下、演目
☆舞踊ショー
・ラストショー 「夏祭り」
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【画像】