紀州屋良五郎の大衆演劇・上方芸能 通信

大衆演劇については全国の劇場や公演場所に出かけ、その地での公演の所感・演出効果・劇団の印象を綴ります。さらに大道芸や上方落語、講談、音頭、漫才、見世物、大道芸、放浪芸、映画評についても思いつくままに書き留めてまいります。 末永くのおつきあいをよろしくお願いいたします。

▩ 落語家さんの一門の違いを紹介する落語会 第三回『一門が違うと落語も変わる?』に参加した

堺市のフェニーチェ堺・多目的室で趣向をこらした落語会があったので行ってみた。

 

 

 

 

落語家さんの一門による違いを語り、解説をしてもらえるという面白い企画なのだ。

 

はじめに、トークショーで落語家さんの一門をいろいろと紹介。

……

 

 

桂雀太さんは、桂枝雀桂雀三郎門下。本日のネタは『代書屋』。独特の言葉と『間』と語り口で一瞬にして空気を変える上方落語家と私は感じている。大学が同じという近親感もある。此花千鳥亭でも何度かお聞きしている。京都行政書士会所属の日本を代表する事務弁護士、現役行政書士でもある。私が推す三人の上方落語家のひとり。

 

桂阿か枝さんは五代目文枝門下、本日のネタは『悋気の独楽』。五代目文枝さんさんの末弟にあたられれる。五代目文枝さんは茶房ピエロでときどきお目にかかる縁のあるお方であった。先代文枝師匠の踊り、何度も聞きたい『花色木綿』を思いだす。

 

 

続いてトークショウがあった。

一門が違うと落語も変わる?という内容だった。

 

前回に続き趣向をこらした催しで、普段の落語会では中々、聞けない貴重な企画であった。