紀州屋良五郎の大衆演劇・上方芸能 通信

大衆演劇については全国の劇場や公演場所に出かけ、その地での公演の所感・演出効果・劇団の印象を綴ります。さらに大道芸や上方落語、講談、音頭、漫才、見世物、大道芸、放浪芸、映画評についても思いつくままに書き留めてまいります。 末永くのおつきあいをよろしくお願いいたします。

▩ 月刊笑福亭たま 天満天神繁盛亭 夜席 2019.12.13

〇まいどおおきに〜上方芸能メモでおます

 

 

〇「月刊笑福亭たま」シリーズ

〇最近、とくに、笑福亭たまの笑いに何故かとりつかれている。意表を突く展開がすきだ。きっと笑いのツボが合うのだろう

〇笑福亭たまの客層は幅広い。

〇本日の出演はプログラムを参照してください

〇たこ坊主元犬の順で演じました

 

口上

 

・いきなり、口上からのスタート

・春風亭昇輔  二つ目昇進を祝す落語会

・大阪手締め

・東京、関西の落語界のしきたりについてエピソードを交え楽しく

 

笑福亭たま  「蛸坊主」

・つかみも面白い

 

春風亭昇輔  「万病円」

 

笑福亭たま  「元犬」

・いろんな方の「元犬」を聞いたが、目に浮かぶような描写が巧みで細かい仕掛けがあって笑いにもっていかれる。応に、たまマジックだ。

 

瀧川鯉朝   「あいつのいない朝」

上方落語の見台を使って落語をしたかったと、上方の地名を入れる心配り

・好評な新作「街角のあの娘」の続編

・商店街の薬局のマスコット、ちびぞうとケロヨンの話

 

仲入り

 

桂米紫  「堺飛脚」

 

笑福亭たま 「ショート落語」「新作ネタおろし」

・ショート落語が小気味よい

月亭遊方さんの新作を元に創作

・「ふぐ鍋」風なお話、奇想天外な登山家の遭難

 

 

料金

2500

 落語から随分離れてまた戻ってきた上方芸能の彷徨人、一押しは笑福亭たま紀州屋良五郎