紀州屋良五郎の大衆演劇・上方芸能 通信

大衆演劇については全国の劇場や公演場所に出かけ、その地での公演の所感・演出効果・劇団の印象を綴ります。さらに大道芸や上方落語、講談、音頭、漫才、見世物、大道芸、放浪芸、映画評についても思いつくままに書き留めてまいります。 末永くのおつきあいをよろしくお願いいたします。

▩ 月刊笑福亭たま 天満天神繁昌亭 2020.01.23

○まいどおおきに落語メモでおます~

 

 

 

 

〇 桂慶治朗   『米揚げ笊』

・仕草で師匠がわかる

・元気いっぱいの落語

 

〇 林家染吉  『棒鱈

・サゲがむつかしかった

 

〇 笑福亭たま   『芋俵』

・楽屋噺が楽しみ、何気ない日常を語らせるとこんな面白く語る人はいない

・掴みが最高なのは神田松之丞と同じく

・講談の修羅場読みのようにたたみかける語りがいい

 

〇 笑福亭たま   『質屋芝居』

・この声の高さは先代の文枝さんを思わせる

・芝居噺を初めて聞いた、芸域の広さに感無量

 

 

仲入り

 

 

〇 笑福亭つる吉   『いらち車』

文楽風の人形落語

・初めてみた笑福亭鶴笑さんのもうひとつの落語

 

 

〇  笑福亭たま  新作ネタ 『七福神総選挙』

・はじめに、いくつかのショート落語

・大国さんと恵比寿さんが欠けたあとを誰が補うかで大騒ぎ、ギリシャの神々まで名乗りをあげて‥

 

特の話芸の世界を楽しませてくれる月刊たま落語会・紀州屋良五郎