紀州屋良五郎の大衆演劇・上方芸能 通信

大衆演劇については全国の劇場や公演場所に出かけ、その地での公演の所感・演出効果・劇団の印象を綴ります。さらに大道芸や上方落語、講談、音頭、漫才、見世物、大道芸、放浪芸、映画評についても思いつくままに書き留めてまいります。 末永くのおつきあいをよろしくお願いいたします。

▩ 病院にて

〇 まいどおおきに〜通院検査メモでおます

 
 
(大阪府立病院機構大阪国際がんセンターにて)
 
〇 毎年2回精密検査を受けている。
〇 何度通っても緊張する。もう10年を超えた。経過観察を続けている膵臓の嚢胞性腫瘍。何人かの友が膵臓の病で亡くなった。医師に半年毎じゃなく一年毎じゃ駄目かと聞いたら「知りませんよ」と突きはなされた。
 
やはり、急変することがあるらしい。これがあるため私の場合「命の期限」は半年ナノだ。
 
半年先の約束をしなくなって10年余り。そこからものを見て考えている。いつも、いつも命は終わりあるものとして受入れる習慣が身についた。
 
つまらないことに時間を使いたくない。そんな私が大衆演劇の舞台や落語、講談に通う。
 
私にとってはとても大事な人生のイベントであると同時に行きたいあかしだからだ。結果は二週間後の診察で聞くことになる。いつものことだが結界の二週間だ。
 
この大きな病院でも、入口には消毒液は置いているが検温の強制はない。劇場のほうがよほど厳しく安全やないか。不思議である。コロナは今どこにいるの??