紀州屋良五郎の大衆演劇・上方芸能 通信

大衆演劇については全国の劇場や公演場所に出かけ、その地での公演の所感・演出効果・劇団の印象を綴ります。さらに大道芸や上方落語、講談、音頭、漫才、見世物、大道芸、放浪芸、映画評についても思いつくままに書き留めてまいります。 末永くのおつきあいをよろしくお願いいたします。

▩ 凄味のある人情芝居で勝負 劇団白虎 九条笑楽座 2020/06/08

☆ 見てもろておおきに〜まいどおなじみの観劇メモでおます

☆ 劇団白虎は劇団朱雀解散後に再結成された劇団(のち劇団朱雀は再結成)で私の初見は2015年徳島・天満座。

☆ 心友會に所属する劇団

 

☆ あっという間に5年か  ちょうど全国の劇場を回っていた頃だ。

 

☆ 明日から陸続とゲスト出演が続く。

松丸家小弁太、近江悠、劇団殿下など

☆ まだまだ関西に定着している劇団ではない。集客は厳しいが健闘している。応援したい。

 

九条笑楽座 スケジュール

07 劇団天虎

08 花柳願竜劇団

09 劇団神龍

 

 
 
 
 
 
 
 
☆劇団スケジュール
7月 熊本・聚楽園
 

 

メンバー

座長  真田涼兒

二代目真田きみや

真田ゆうり

真田志津華

後見  伊達隆義

 

三代目 樋口次郎(樋口征治郎)

光條優貴  

風吹千春

ほか

 

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880円

 

☆ 顔見せミニショー

 

☆ 芝居 「見送る親子」

(あらすじ)

 ふとしたことから助けられた廻船問屋の若旦那が江戸に帰ることになったが助けた漁師の娘との間に子ができたと打ち明けられ帰京を撤回して踏みとどまることにし、二人は夫婦になることを誓う。娘の母に話を切り出し許しを得たが‥

 

さすがだ芸力のなせる技、変幻自在に芝居が回る。丁寧な芝居だ。三代目樋口次郎の好演が光る!命の籠もった舞台だ。舞台とおなじ位の客席だが真博の人情芝居が涙を誘い胸をうつ。

 

廻船問屋の番頭‥三代目樋口次郎

若旦那‥真田きみや

村のならず者‥真田涼兒

娘‥風吹千春

娘の母‥光條優貴

ほか

 

舞台口上   三代目樋口次郎 座長

・三代目は二代目樋口次郎兵の実子である

・真田涼兒と三代目は二代目の門弟になる

・樋口一門の芝居のやり方に惹かれて修行した。きのう、今日と二代目が立てた泣きの芝居をやりました。縷々芝居への思いを語る座長。

・前売り券&グッズ販売

 

舞踊ショー  

☆華ある次の座長、二代目真田きみや

【画像】

きっちりした人情芝居に声援をおくりたい・紀州屋良五郎