紀州屋良五郎の大衆演劇・上方芸能 通信

大衆演劇については全国の劇場や公演場所に出かけ、その地での公演の所感・演出効果・劇団の印象を綴ります。さらに大道芸や上方落語、講談、音頭、漫才、見世物、大道芸、放浪芸、映画評についても思いつくままに書き留めてまいります。 末永くのおつきあいをよろしくお願いいたします。

▩ 澤村慎太郎劇団 池田呉服座 2023/04/06

☆ 見てもろておおきに〜まいどおなじみの観劇メモでおます

近未来の大衆演劇をになう白富士宗歌馬がゲスト出演

 

メンバー

座長  澤村慎太郎

澤村優翔

澤村蝶五郎

澤村千代音

神龍(あまみりゅうた)

澤村飛龍 

 

 ゲスト出演

白富士劇団  

白富士一馬 座長  

白富士宗歌馬 若座長

 

★ 顔見せミニショー

・座長を含め、オールメンバー登場

 

★ 芝居「長脇差(ドス)と草鞋と三度笠」

配役

澤村慎太郎‥桑名の鉄五郎

澤村優翔‥吉良の権六

澤村千代音‥今朝次女房

神龍太‥茶店主人

澤村飛龍‥子分

白富士一馬‥赤穂の今朝次親分

白富士宗歌馬‥六助

ほか

 

【あらすじ】

 

場面は桑名の船着き場

 

・旅をする六助と姐さん・今朝次女房。

六助は生爪をはがし難儀していた。

六助が茶店で体を休めているとこに通りかかった吉良の権六とその子分。 

 

どうやら、この親分、長脇差を物色していた。六助がもつ「静三郎」に目を付けた。茶かすをかけた、縁起が悪いと因縁をつける権六。親分を連れてきて三つ指ついたら許してやるとの難題。

 

六助は一家の守り刀を親分代わりに差し出し頭を下げるも刀を巻き上げられてしまう。

 

六助が赤穂の今朝次一家と聞いて、あるたくらみを企てる。

 

その場を立ち去り、六助は姐さんの待つ宿へといそぐ、そこへ押し寄せた桑名の鉄五郎。

六助の首を差し出すなら刀を返してやると難題。

 

庇う姐さんは六助を匿うも、腹の据わった六助は自害し、首を差し出してくれと言い残す。

 

帰りきた今朝次親分、六助を抱き抱え慰め、必ず仇を打ってやると誓い首を抱えて吉良権六のもとへと‥

 

☆ 両座長の迫力ある立ち回りは見応え充分だ!

 

大衆演劇の定番外題

 

☆ 無念、六助の最期を感涙込めて熱演した白富士宗歌馬に大拍手だ!白富士父子の名場面が見れた。

 

 

★ 口上挨拶   澤村慎太郎座長

 

 

 

 

 

 

・前売り券&グッズ販売

・イベント告知

 

★ 舞踊ショー

・群舞

 

【画像】

大衆演劇は華やかさだけではない役者の細かい芝居を見るのだ・紀州屋良五郎