〇見てもろておおきに〜まいどおなじみの観劇メモでおます
☆天下一品の気品ある女形は《桜川翔》
★ 15日と22日は1000円Day 太っ腹の劇団
通常、梅南座はシルバー料金も1000円Dayもない。
シルバーにとっては確かに少しでも有難いが‥
シルバーより笑福亭たまさんの落語会のように30才以下半額にすべきだ。
こどもは無料で子育て世代を取り込めよ
ゲスト来演でも通常料金でやると決めた座長には大きな野望がある
役者にとって実にいい劇場が『梅南座』なのだ。
☆ 大入り御礼❗
🔸マンスリーゲスト
〇 鹿島劇団参加
二代目鹿島順一 雷鉄命
〇 岬一家(下町歌舞伎組)
座長・岬寛太
〇 飛雄馬 (下町歌舞伎組)
〇 本日のゲスト‥下町歌舞伎組 花形 昴斗真
★ 梅南座 スケジュール
12月 黒潮劇団
☆劇団雪月花 スケジュール
12月 掛川蓬莱座
01月 羅い舞座堺東
02月 せら温泉
★メンバー
座長 桜川翔
近藤光
桜川明音
大和 樹
桜川茉那(女将)
あまつ秀二郎
ほか
★ゲスト
昴斗真
☆鹿島劇団
二代目鹿島順一座長、雷鉄命
☆顔見せミニショー
・ケヤキの神〜
座長・昴斗真・飛雄馬・近藤光・桜川明音
・二代目鹿島順一 〜昴斗真〜近藤光
・座長・歌 「浪花のがしんたれ」座長テーマ曲
☆芝居 「孝行長屋」
(配役)
・座長‥日本橋江戸屋の若旦那
・二代目鹿島順一‥長屋の連中
・桜川明音‥茶店の女
・近藤光‥源太
・あまつ秀次郎‥大家
・昴斗真‥若旦那の女房
・雷鉄命‥長屋のひと
・岬寛太‥辻占売りの婆さん
・飛雄馬‥長屋のひと
ほか
【あらすじ】
大家が孝行な店子の金太のことで奉行から呼ばれ小判を授かったと長屋の連中達にはなしている。
金太は母親のおきちさんを蜆とりをしながら稼いで親孝行に励んでいるとたいした噂だと‥
お奉行はそこを気に入られ、そんな孝行ものが住まいする長屋なら名を変えよとおっしゃっておられる。という訳でこれからは、この長屋は親孝行するものだけを住人とする、そうでないものは出てっておくれ、と宣言する。
一人一人の孝行の様子を訪ねるが源太だけが孝行しているものがいない。さて、さて、大変なことになったぞ。
孝行する親がいないと困った源太が寛永寺へ行って頼んでみたらと茶店の女に言われて気持ちが動く。源太の手元には、コツコツ貯めた5両がある。これで、何とかと思案する。そこにひょいと現れた年寄りの辻占売り。
そうだ、この人に親になってもらおうと思いつく源太。早速、親になってくれと頼み込み長屋へと連れ帰る。
話はだんだんと面白くなっていく‥‥ここからが本格的な喜劇が‥
そこに、訪ねてきたのが日本橋江戸屋の若旦那夫妻。なんでも家を出た老母を探しているらしい。
どこで聞いたかその母がどぶ板長屋にいるらしいと‥話は意外な展開に。
最後は近藤光扮する源太のしみじみとした語りで人情噺は幕となる。
「親ちゅうもんは床の間の置物じゃねえんだよ」と若旦那夫妻に夫妻に諭す源太。
多彩な役者が勢ぞろいした今月の劇団雪月花、まるで座長大会のように賑やかな舞台になっている。飽きることはない。持ち味、アドリブ、表現がそれぞれに個性溢れプリズムのように光る舞台だ。ああ、役者が揃うっていいもんだな〜いい芝居だった。
☆ 口上挨拶 桜川翔座長
・半月近く二代目に立ててもらった新狂言で臨んでいます。ゲストに入ってもらっても通常料金で通すつもりです。22日も1000円Dayです。
★歌謡舞踊ショー
☆ラストショー 舞踊劇 梅川忠兵衞
【画像】
重量級の布陣で舞台を彩る劇団雪月花は見応えあるぞ・紀州屋良五郎
出演陣の三分の一が座長か?