〇見てもろておおきに〜まいどおなじみの観劇メモでおます
☆《本日は二代目鹿島Day 芝居の鹿島たっぷり》
☆ 大入り御礼❗
🔸マンスリーゲスト
〇 鹿島劇団参加
二代目鹿島順一 雷鉄命
〇 岬一家 岬寛太
〇 飛雄馬
★ 梅南座 スケジュール
12月 黒潮劇団
☆劇団雪月花 スケジュール
12月 掛川蓬莱座
01月 羅い舞座堺東
02月 せら温泉
★メンバー
座長 桜川翔
近藤光
桜川明音
大和 樹
桜川茉那(女将)
ほか
☆鹿島劇団
二代目鹿島順一座長、雷鉄命
☆芝居 「木曽節三度笠」
(配役)
・座長‥鮫一家の者
・二代目鹿島順一‥板前の喜太郎
・桜川明音‥おきぬ
・近藤光‥鮫一家の者
・あまつ秀次郎‥鮫の親分
・大和樹‥鮫一家の者
・雷鉄命‥鮫一家の者
・岬寛太‥信濃屋の若壇那 慎太郎
・飛雄馬‥鮫一家の者
ほか
【あらすじ】
大衆演劇の定番。
喜太郎、お絹は恋仲なのだが諦めてくれと母から言われる。
割って入った喜太郎、親分からけじめをつけろと言われた弟喜太郎。額を割られるも兄を守る。しかし、その場に「偶然居合わせた」弟、兄・娘を守ろうとして子分の一人を殺害、やむなく「旅に出る」。母にも会わず、この地を離れ旅立つ喜太郎。
鮫一家親分が店に子分を連れてやってきた。実は慎太郎の博打の借財が150両の取立てだった。
分割でもいいからと食い下がる。火付けをにおわしながらの取立て。
お絹が店に戻る。慎太郎とは夫婦になっている。困った母。喜太郎の帰りを待ち望んでいた。
そこに、現れた三度笠姿の喜太郎。喜太郎かえってきた。久しぶりに出会った喜太郎とお絹そして兄。信濃屋の身代を狙っているのかとの罵詈雑言。一宿の宿を願いでるも凶状もちと弟を蔑む。立腹した喜太郎、出て行ってやると言渡し。母にも一緒出て行こうと誘うも母は拒む。
堪えかねた喜太郎。刃を抜いて兄に向かうも母に制止。頭下げるて謝れと。
※連れ子の喜太郎をかばいたくても、出来ない無念を春日舞子が好演。泣けるシーンだ。
連れ去られた兄の嫁・お絹が鮫一家に連れ去られたとの文。助けてくれと調子よく頼む兄・慎太郎。母は亡き父の位牌を取り出してこのお方の言うことなら、聞けなくはないだろうと説得。
男の意地を捨て、お絹を助けてやると誓う喜太郎。これが最後の親孝行になるかも知れないと言い捨て、お絹を救いに急ぐ喜太郎。
喜太郎が親分と果たし合う。
※二代目鹿島順一が当意即妙のアドリブが芝居を活気づける。
土地のヤクザに脅されていた母、兄・兄嫁を窮地から救い出し、母にも会わず旅立つ喜太郎、口ずさむ木曽節がエンディングを飾る。
* かつて、故・三代目鹿島順一がこの喜太郎役をやったのが焼きついている私には思い入れのある芝居だ。(最近涙もろくなっちまっよ 合掌)
今日は三代目が好きだった芝居をやりましたと二代目が語る。
* まさか、40才も若い役をやるとは思っても見なかったと二代目。息が切れてドキが胸胸です(笑い)。それも、桜川座長が鹿島Dayやろうよと言うもんですからと指を指す(笑い)
二代目が情感込めてマイクとり熱唱、曲流れ
2代目が演じる喜太郎が三度笠で花道を行く 嗚呼‼
幕。
隙のない芝居に喝采。!!
いいぞ、これぞ、昭和の香り漂う大衆演劇の源流だ。
☆ 口上挨拶 桜川翔座長
今日の芝居も録音しながら今後のため勉強させてもらいました。とくに芝居の「マ」も二代目や春日舞子先生・岬寛太座長からしっかり毎日学ばせてもらってますと座長。
* 実直にして謙虚な桜川翔座長。貪欲に吸収し、今後の劇団構築にかける思いが滲んでいた。
★歌謡舞踊ショー
☆としや(雷鉄命)の勧進帳よりスタート
☆めったにみれない二代目鹿島順一の女形を見た。