紀州屋良五郎の大衆演劇・上方芸能 通信

大衆演劇については全国の劇場や公演場所に出かけ、その地での公演の所感・演出効果・劇団の印象を綴ります。さらに大道芸や上方落語、講談、音頭、漫才、見世物、大道芸、放浪芸、映画評についても思いつくままに書き留めてまいります。 末永くのおつきあいをよろしくお願いいたします。

▩ 映画『みをつくし料理帖 』を見た

〇 まいどおおきに〜映画メモでおます

◯ 食事前にみるなかれ、これが注意事項だ。

出てくる料理のすべてが上手そうでたまらなくなるすらだ。

 

 

 

 

【雑感】

☆映画のストーリーがあまりにも大衆演劇的なのだ

☆ある部分は『幸助餅』、そして『紺屋高雄』、にどこか似たストーリーに感動する

☆脚本が素晴らしい。大衆演劇関係者はぜひ見て欲しい。
☆あらためて上方の料理の奥義を吉兆 湯木さんの本で学びたくなった。
☆享和2年大阪の大水がこの物語のはじまりだ。苦難が人生を玉とするドラマだ。

 

 


☆食は人の天なりという言葉が響く。

 

 

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日本料理はなぜ世界でいちばんなのか 私が「吉兆」で学んだ板場道
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高田郁のベストセラー小説「みをつくし料理帖」シリーズを、プロデューサーとして数々のヒット作を送り出してきた角川春樹がメガホンを取り映画化。

 

STORY

享和2年の大坂。8歳の澪と野江は仲のいい幼なじみだったが、大洪水に襲われ離れ離れになってしまう。大洪水で両親を亡くした澪(松本穂香)は江戸のそば処「つる家」の店主・種市(石坂浩二)に助けられ、その後、料理人として働いていた。大坂と江戸の味の違いに戸惑い試行錯誤した末に店の看板料理を生み出し、江戸中の評判になる。

キャスト

松本穂香奈緒若村麻由美浅野温子窪塚洋介小関裕太藤井隆野村宏伸衛藤美彩、渡辺典子、村上淳、永島敏行、反町隆史榎木孝明鹿賀丈史薬師丸ひろ子石坂浩二中村獅童

スタッフ

製作・監督・脚本:角川春樹
原作:高田郁
主題歌:手嶌葵
脚本:江良至、松井香奈
制作統括:遠藤茂行
プロデューサー:前田茂司
料理監修:服部幸應
音楽:松任谷正隆
撮影:北信康
照明:渡部嘉
美術:清水剛

上映時間
131分