紀州屋良五郎の大衆演劇・上方芸能 通信

大衆演劇については全国の劇場や公演場所に出かけ、その地での公演の所感・演出効果・劇団の印象を綴ります。さらに大道芸や上方落語、講談、音頭、漫才、見世物、大道芸、放浪芸、映画評についても思いつくままに書き留めてまいります。 末永くのおつきあいをよろしくお願いいたします。

▩ 兄弟座長の殺陣冴える 劇団殿下 此花演劇館 2021/02/05

〇見てもろておおきに〜まいどおなじみの観劇メモでおます。

 

 
 

 

★ 劇団殿下スケジュール

3  あじさい劇場

 

★ 此花演劇館のスケジュール

 

3  嵐山瞳太郎劇団

4  劇団天虎(七星泰河)

 

メンバー

座長 六三四殿下

座長 六三四祐作

さくら

六三四海音

六三四佳恋

太夫元・六三四梢

連名表

 

 

☆ 芝居からのはじまり

 

芝居「浅草三悪人」

*原題は「佑天吉松」

キャスト

伊勢屋壇那‥梢

佑天吉松‥さくら

半次兄貴‥六三四祐作

橘金五郞兄貴‥六三四殿下

 

〈あらすじ〉

・浅草に象を見に来た旦那、通りかかった若僧・吉松に財布をすられた。と、おもい体を改めても見当たらず。仲間が手引きをしたのではと疑いしとき通りかかった役人に告げ調べると財布が出てきた。伊勢屋の旦那は、今回は大目にみてやってくれと懇願する。

 

財布をすった訳を聞いてみると病の母を助けたい一心からと聞き、母のもとに親孝行しに帰れと金子まで持たせ見送る。

 

・この小僧・吉松は役人に扮した橘の兄貴の仲間で弟分を交えて浅草のすり三兄弟なのであった。

 

・吉松は兄貴に堅気になりてぃと心情をぶつける。

片腕を落とすならと腹をくくるも許されず落胆する吉松。助け舟を出し雨の中、笠まで貸して逃がしてやる兄貴。

 

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

 

時流れ

 

吉松は伊勢屋に勤め堅気になっていた

 

そこに、あの悪党の橘の兄貴が現れ無理難題をふっかける。千両を盗み出せと‥

時をおいて、半次の兄貴が現れて力を貸してやると誓う。

 

 切れ味のいい見応えある芝居

 

 

座長口上    さくら+梢

・前売り券&グッズ販売

 

グランドショー  

 

【画像掲載禁止】

 

ずっと期待してきた劇団だ あじさい劇場・寿楽園・初潮旅館と見てきて大阪に乗るようになった。熟成度を見続けたい・紀州屋良五郎