紀州屋良五郎の大衆演劇・上方芸能 通信

大衆演劇については全国の劇場や公演場所に出かけ、その地での公演の所感・演出効果・劇団の印象を綴ります。さらに大道芸や上方落語、講談、音頭、漫才、見世物、大道芸、放浪芸、映画評についても思いつくままに書き留めてまいります。 末永くのおつきあいをよろしくお願いいたします。

▩ 劇団「花車」 羅い舞座京橋劇場 2023/11/06

〇 まいどおおきに〜お馴染みの観劇メモでおます

 

☆6日目にして大入22枚

★今月20日 GOD姫京之助の座長襲名40周年の記念公演

 

★メンバー

GOD 姫京之助

座長  錦之助  

座長  勘九郎

座長  二代目京之助

姫海老之助

姫乃ほたる

天花

姫乃レオ

姫乃すず

姫百合七星

夢路京母

 

☆ 芝居からの始まり

 

☆芝居「下積みの石」 (51分)

・藤山寬美さん直伝の名作  松竹新喜劇作品

・松島誠二郎/作・茂林寺文福/脚色

・時代劇での上演

 

【配役】

万吉 GOD姫京之助

仙太郎 姫錦之助

おきぬ 姫乃ほたる

親方 姫勘九郎

半端の男 二代目姫京之助

      姫乃レオ

 

GODのあたり狂言十八番  藤山寬美直伝の作品

 

【芝居のながれ】

ケチといわれ、蓄財が生きがいの万吉はかねてからおきぬちゃんに思いを寄せていた。一方、仕事仲間の仙太郎とおきぬは相愛の中。それに気づかぬ万吉、ある日、コツコツ貯めた50両の大金を水源地で身投げをしようとする親子連れの借金返済のため提供してやる。それが、瓦版に載ったばかりに、それを見たおきぬちゃん。私の好きなあの人が瓦版にと有頂天。そこには、どんな間違いか仙太郎が助けたことなっていた。いよいよ、黙っておれなくなった仙太郎は本当のことをおきぬちゃんの前で告白しようとするが‥仙太郎は己を捨て友の幸せ願い親方に暇乞い、涙を堪えて友の幸を願うのだった。

 

◉随所に寬美さんの絶妙な「マ」を再現させるようなGODの練達の芸風はさすがだ。上質の上方喜劇が闊達に繰り広げられる。錦之助が演んじる仙太郎とのやりとりも絶妙だった。

 

★座長口上(二代目京之助+姫錦之助座長)

・前売りチケット販売

・イベント紹介

・真面目なトークが続く

 

 

☆姫新歌舞舞踊ショー

・両座長を中心にした群舞。

・ラストショー「蜘蛛と蝶」

 

【画像】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新しい年には姫錦之助さんが新劇団を立ち上げることになった。ぜひ応援したい・紀州屋良五郎